野村の100年の歩みと、次の100年に向けた経営戦略や事業活動、サステナビリティへの取り組みを紹介する野村グループの統合報告書「Nomura Report 2026」が発行されました。本記事では「Nomura Report 2026」に掲載されている記事の中から、注目の取り組みを紹介します。
1.野村アセットマネジメントとNomura Asset Management Internationalのトップ対談、2.沖縄オリオンビールの「第二の創業」プロジェクト、3.野村ウェルグローイング・インスティテュート(WGI)の設立の3つを取り上げています。ぜひ、気になるテーマからご覧ください。
2025年12月、野村グループは、世界の金融大手マッコーリー・グループの米国および欧州におけるパブリック・アセットマネジメント事業の買収を完了しました。日本における強固な事業基盤を活かしながら、グローバルでの運用力・販売網・顧客基盤をさらに拡大し、世界で存在感を持つ「グローバル資産運用プラットフォーム」を目指しています。
この取り組みを紹介する注目コンテンツが、野村アセットマネジメント(野村AM)CEOの大越昇一と、Nomura Asset Management International(野村AM-I)CEOのShawn Lytleによる対談です。
大越は、JPモルガン証券でセルサイド、バイサイド双方のビジネスを経験した後、2015年からJPモルガン・アセット・マネジメント日本法人の社長を務めました。日本投資顧問業協会の理事・副会長として資産運用業界の発展にも携わり、2026年4月に野村AMのCEOに就任しています。野村AMにおいて、初めてグループ外から招へいされた社長です。
一方のShawn Lytleは、米国・欧州・豪州を拠点とする複数のグローバル運用会社で、30年以上にわたりプロダクト拡充や運用など幅広い経験を積んできました。マッコーリー・グループでは、Macquarie Fundsプレジデント兼米州ヘッドを務め、現在は野村AM-IのCEOを務めています。
対談では、資産運用業界の変化や両社を軸とした成長戦略、そしてグローバル資産運用プラットフォームへの変革に向けた展望について語ります。
「世界を舞台にする日本の運用会社」から、「日本にルーツをもつグローバル資産運用会社」へ。異なる地域で経験を積んできた2人のトップの言葉から、野村が世界でどのような価値を届けようとしているのかを知ることができます。
特集1:グローバル金融金融資本市場における価値提供(P36-41)
▶ P37-39の対談を読む

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- 2025年8月に提出された同社の株式売出届出目論見書より転載
Nomura Reportの中では、日本のコーポレート・ガバナンス改革の流れの中で企業の成長を支える野村グループの取り組みを紹介しています。その具体例が、沖縄県民に親しまれてきたオリオンビールの「第二の創業」プロジェクトです。
2019年、野村キャピタル・パートナーズは、沖縄のオリオンビールに投資しました。その後、オリオンビールの経営陣と共に成長戦略を策定し、新商品開発、県外・海外展開、オンライン販売、ブランド価値の向上などに取り組みました。そして、2025年9月、オリオンビールは沖縄県の製造業として初めて、東京証券取引所プライム市場に上場しました。
野村キャピタル・パートナーズだけでなく、インベストメント・バンキング、グローバル・マーケッツ、ウェルス・マネジメント部門など、野村グループの複数部門が連携し、企業価値の向上に向けてオリオンビールのパートナーとして伴走しました。そしてその成果は、株式上場を通じて投資家や地域社会へとつながりました。
オリオンビールの事例を通して、企業の挑戦に伴走する野村の役割をご覧ください。
特集2:資産運用立国の実現をけん引する(P42-50)
Nomura Reportでは、「豊かな地球環境」、「挑戦と成長ができる社会」、「市場と顧客を支える強靭な事業基盤」という3つの視点から、野村グループのサステナビリティへの取り組みを紹介しています。注目は、2026年4月に設立された「野村ウェルグローイング・インスティテュート(WGI)」です。
「ウェルグローイング」とは、「人々が挑戦と成長を続けること」を表す私たちの理念で、創立100周年を機に提唱されたものです。そして、この理念を社会や野村グループ内で具体的な活動につなげる組織がWGIです。
WGIでは、金融経済教育、寄付・社会貢献、スタートアップ企業への投資、地域金融機関との包括的提携、相続・事業承継支援などを通じて、社会課題の解決を目指します。また、グループ内では、多様な人材が力を発揮できる職場作りや、健康経営にも取り組みます。
社会への価値提供を、社員や組織の成長につなげる。そして、その成長を、さらに社会への貢献につなげていく。WGIが目指す「人々の挑戦と成長の循環」に、ぜひご注目ください。
特集3:ステークホルダーと共に築く持続的な社会(P51-56)
今回取り上げた3つの取り組みからは、野村グループが金融資本市場を通じて、人や企業、投資家、地域をつなぎながら価値を生み出していく姿が見えてきます。
世界に資産運用ビジネスを広げる。
企業の成長を支える。
人々の挑戦と成長を応援する。
それぞれの取り組みの背景にあるのは、資金・資本の需要者と供給者を結び付けるだけでなく、情報、地域、企業・技術、時間や世代など、様々なものをつなぎ、価値を循環させていくという考え方です。
これらを通じて、野村グループのパーパスである「金融資本市場の力で、世界と共に挑戦し、豊かな社会を実現する」が、どのように事業や活動につながっているのかを感じていただけるのではないでしょうか。
今回ご紹介した内容は、「Nomura Report 2026」の一部です。レポートでは、他にも2030年に向けた経営戦略や資産形成を支えるサービス、AI・デジタル戦略、人材への取り組み、ガバナンスやリスク管理などを紹介しています。
野村に関心がある方はもちろん、資産運用、企業の成長、グローバルビジネス、サステナビリティなどに興味がある方にも、ぜひご覧いただきたい一冊です。
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なお、野村のサステナビリティに関する方針や体制、施策については、最新の事例を「野村グループ サステナビリティレポート2026」で詳しく紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。
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