サステナビリティ

プライド月間2024 イベント開催報告

野村グループは、「新たな価値を生み出すために、多様性を尊重し、組織や立場を超えて協働する」という企業理念のもと、「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン」を推進しています。
6月のプライド月間では、1カ月にわたり、LGBTQ+の啓発活動とコミュニティへの支援活動がグローバルで行われました。 社員が自発的に活動する社員ネットワークが各地域で行った、LGBTQ+への理解を深めるための啓発活動をご紹介します。

世界共通

グローバルイベント

世界各国の社員ネットワークが連携し、パネルディスカッションイベント「“プライド”でグローバルにつながろう: 野村のLGBTQ+&アライコミュニティの声」を開催しました。イベント当日は世界中から300人以上の社員が参加したほか、ニューヨークでは時差を考慮し、本イベントに関するセッションが別途設けられました。2022年以来のLGBTQ+をテーマとしたグローバルイベントであり、また、初めて日本の社員ネットワークが主催したイベントとなりました。

日本

映画鑑賞会とトークセッション

映画監督の松岡弘明氏を招き、ドキュメンタリー映画『沖縄カミングアウト物語~かつきママのハグ×2珍道中!~』の鑑賞会を実施しました。鑑賞後のトークセッションでは、監督から映画を作ったきっかけや作品に込められた思いなどを伺い、アライの存在の重要性などについて話しました。

米州

American LGBTQ+ Museum のゲストを迎えたトークイベント

アメリカのプライドネットワークは、American LGBTQ+ Museumのベン・ガルシア氏やスハリ・ボーティスタ・カロリナ氏、キャサリン・グレインジャー氏をゲストに迎え、トークイベントを開催。このイベントでは、彼らの取り組み、プログラム、そして将来の目標について議論しました。American LGBTQ+ Museumは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィアの人々、および私たちのコミュニティの中で出現している関連アイデンティティのダイナミックな歴史や文化を保存し、研究し、共有することをねらいとしています。この博物館の巡回展示や地元のプログラムは、アメリカ国内で広く活動しており、ニューヨーク市では2026年に開館予定です。パネルディスカッションの後には、懇親会が開催され、クィアのジャズバンドによる生き生きとしたパフォーマンスが行われました。

欧州

Diversity Role Models との共同開催イベント

プライド&ライフネットワークは、Diversity Role Models と共同でLGBTQIA+トピックについて自信をもって話せるようになることを目指すイベントを開催しました。

British LGBT Awardsへの出席

LGBTQ+コミュニティの貢献を祝うBritish LGBT Awardsに出席し、野村グループからはライアン・ブリーチがノミネートされました。

プライド・バーベキュー

第10回目となるプライド・バーベキューを開催しました。イギリス・ナイジェリア出身のゲイ活動家でありHIV/LGBTの支援者であるビジー・アリミ氏にゲストスピーカーとしてお越しいただきました。

アジア・オセアニア

「Wear Your Pride」キャンペーン

アジア・オセアニアのプライドネットワークでは、シンガポールで開催された機関投資家向けのフォーラム「Nomura Investment Forum Asia(NIFA)」で「Wear Your Pride」キャンペーンを行いました。このキャンペーンでは、お客様や従業員、そしてアライの皆さんにオリジナルのプライドリストバンドが提供されました。

プライド月間クイズナイト

シンガポールではトリビアナイトを開催し、ドラァグクイーンであるアニー・ハウ氏が司会を務めました。10以上のチームが集まり、LGBTQ+文化、数学、音楽、そしてダンスバトルなどで競うなど、思い出に残るイベントとなりました。

インド(ポワイ)

プライドアライ チャレンジキャンペーン

ポワイでは、プライドサークルと共同して、より積極的なプライドの仲間となるためさまざまなマイクロチャレンジやアクション、活動を行うプライドアライ チャレンジキャンペーンを実施ししました。

プライドマーチへの参加

約40人の従業員がプライドマーチに参加。LGBTQ+コミュニティに寄り添い、インクルージョンを促進するというコミットメントを示しました。

トークイベント

パルメッシュ・シャハーニ氏をゲストに迎えたトークイベントでは、彼のLGBTQ+当事者としての経験談や、インドにおいて進化を遂げるダイバーシティ&インクルージョンのモデルについて話されました。また、パルメッシ氏は、インクルーシブな職場を促進するためには構造改革が重要であること、そして、教育機関におけるインクルーシブの重要性についても強調して話をされました。

プライドバッジの配布

プライド月間中、全ての従業員にプライドアライバッジを配布。さまざまなイベントで着用され、アライとしてサポートをする意思を示しました。