節目の年に、地域と未来をつなぐ対話がここに―
野村ホールディングスは、サッカー漫画『キャプテン翼』の主人公・大空翼が所属するチームと同名の社会人サッカークラブである南葛SCとパートナーシップを結んでいます。創立100周年の節目に、南葛SCの皆さんとスペシャル座談会を開催しました。金融とスポーツという異なるフィールドではあるものの、「挑戦を支え合い、未来を拓く」という共通の想いを分かち合いました。ここでは、その座談会のハイライトと、これからの連携に込めた野村のビジョンをお伝えします。
野村ホールディングスは、長年にわたって金融経済教育や地域社会への貢献活動に力を入れてきました。一方、南葛SCは『キャプテン翼』の作者である高橋陽一氏がオーナーを務める関東サッカーリーグ1部所属のサッカークラブで、葛飾区を拠点にJリーグ参入を目指しながら、地域密着型のスポーツ活動や次世代の育成に取り組んでいます。
両者は「挑戦を支え合い、未来を拓く」という共通の想いでつながり、2024年にパートナーシップを結びました。野村グループが100周年を迎えるこの節目に、地域や子どもたち、未来に向けた取り組みをさらに広げたいという思いから、互いの強みを活かした新しい取り組みの可能性を探るために座談会を開催しました。
座談会メンバー
- 高橋 陽一氏(南葛SCオーナー兼代表取締役社長)
- 岡野 雅行氏(南葛SC事業本部長)
- 岩本 義弘氏(南葛SCゼネラルマネージャー)
- 奥田 健太郎(野村ホールディングス グループCEO)

- 拡大
- 写真左から、岩本 義弘氏(南葛SCゼネラルマネージャー)、高橋 陽一氏(南葛SCオーナー兼代表取締役社長)、奥田 健太郎(野村ホールディングス グループCEO)、岡野 雅行氏(南葛SC事業本部長)
野村ホールディングスの100周年を機に始まった南葛SCとの座談会は、双方が、地域に根差してどういった貢献ができるか、そして、そこからどうグローバル展開につなげられるかを共通のテーマに、熱のこもった話し合いになりました。
グループCEOの奥田は、金融教育の実績と地域で築いた信頼が、南葛SCとの協働を通じてさらなる地域貢献に活かされると語りました。また、『キャプテン翼』の作者である高橋陽一さんは、作品が世代や国を超えて支持されていることへの喜びを語りました。南葛SC側からは、野村と開催した「サッカー教室×お金の教室」の振り返りや、地元・葛飾にサッカー専用スタジアムと「キャプテン翼ミュージアム」をつくる構想も紹介されました。
サッカー、文化、教育、ビジネスが響き合う連携は、地域活性化と次世代育成という形で実を結びつつあることを感じさせます。
『キャプテン翼』という物語性を地域活動に活かして、スタジアムや教育プログラムを核に地域と世界をつなぐ。野村と南葛SCの連携は、地域活性化と次世代育成を掲げた共創の好例として、今後の展開が楽しみです。
野村グループは、これからも子どもから大人まであらゆる世代の金融リテラシーの向上に貢献していきます。
座談会の詳細な内容や当事者による本音のやり取りは、12月25日(木)発売の雑誌『Number 1134・1135号』ならびに、NumberWeb にてご覧いただけます。
地域の未来、スポーツと金融がつくる新たな価値について、ぜひ本文でご確認ください。
NumberWeb 「[スペシャル座談会]野村ホールディングスと南葛SCが共に描く未来。」 (閲覧期限:2025年12月25日10:30〜2026年12月31日)
100周年はひとつの通過点です。野村ホールディングスは、金融経済教育や地域貢献をさらに広げ、次世代が安心して挑戦できる社会づくりに貢献していきます。地域の力を引き出し、未来をともにつくるパートナーとして、挑戦を続けていきます。
南葛SCオーナー兼代表取締役社長
高橋 陽一(たかはし よういち)氏
1960年生まれ、東京都出身。1980年「キャプテン翼」で漫画家デビュー。1983年にアニメ化。世界中でサッカーの普及・発展に大きく貢献し、多くの選手たちにも影響を与えている。同作以外にもスポーツを題材にした作品を多数執筆。2024年4月に漫画連載を終えてネーム形式で連載を継続中。現在は南葛SCの代表取締役社長・オーナーとしても国内外で活動中。
南葛SC事業本部長
岡野 雅行(おかの まさゆき)氏
1972年生まれ、神奈川県出身。浦和レッズ・ヴィッセル神戸・ガイナーレ鳥取などで活躍し、卓越したスピードで知られる。1997年のW杯出場を決めるゴールデンゴールで全国的に注目を集める。2013年に現役引退。ガイナーレ鳥取でGMを務め、2024年12月23日に南葛SC事業本部長に就任。愛称は「野人」。
南葛SC ゼネラルマネージャー
岩本 義弘(いわもと よしひろ)氏
1972年生まれ、東京都出身。1998年から約20年間在籍した出版社で代表取締役として経営と多数媒体の発刊に携わり、2016年に高橋陽一氏と株式会社TSUBASAを設立。現在は『キャプテン翼』のライツ事業を展開するとともに、南葛SCの代表取締役専務兼GMとしてクラブの強化や渉外を担当している。