
2000年のスタートから今年で26回目となる日経STOCKリーグ。この中・高・大学生を対象にした金融・経済学習コンテストに参加した学生は、皆さんさまざまな企業について学びながら、経済動向や株式投資についての理解を深め、社会を広い視野で見る力を養うことが可能です。また、毎年、最優秀賞に選ばれたチームには、副賞として日経STOCKリーグならではの刺激に満ちた世界の金融都市への研修旅行が用意されています。

始まりは2000年。中・高・大学生に経済や株式投資の知識を深める機会を提供したいとの思いから、日本経済新聞社の主催で始まりました。野村ホールディングスはその趣旨に賛同し、初回から25年以上にわたって特別協賛を続けています。
日経STOCKリーグは、学校教育の現場における投資学習ツールの1つとして企画された、コンテスト形式の金融・経済教育プログラムです。
日経STOCKリーグはチーム戦。みんなで投資テーマを考えたり、分析する企業を選定したり、目指すゴールに向かってチームでたくさんの協議を重ねます。探究心をもって真剣に考え、悩み、話し合うことで、協調性やチームワーク、コミュニケーション能力の向上も期待できます。
STOCKリーグでは、実際のデータを用いて仮想の株式投資を行い、成績や戦略を競い合います。この過程で学生たちは、経済の仕組みやマーケットの動きを感じることとなり、必然的に金融リテラシーが高まっていきます。また、参加者は、企業について学びながら株式投資を実践するので、経済の動向を理解し、社会を広い視野で見る力を養うことも期待されています。
変化の激しい社会において、これからの時代は課題を見つけ、その解決策を見出す力が求められています。日経STOCKリーグに取り組むことで、自然とそれらが養われるだけでなく、それらをまとめ上げる総合的な力も養うことができます。
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参加資格は国内・海外在住の中学生、高校生、大学生(短期大学生、専門学校・各種学校生含む)。同じ学校内でチームを組み、指導教諭(教員)と一緒に申込みます。
【参加申込】
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第1次締切:2025年6月30日(月)
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最終締切:2025年9月5日(金)
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チームごとに自分たちの関心・問題意識から投資のテーマを設定し、それに沿った株式ポートフォリオを組んで、学びをレポートにまとめます。
【参加期間】
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経済・株式投資学習およびレポート作成期間:登録完了後 ~ 2026年 1月7日(水)
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学んだことをA4用紙30ページ以内のレポートにまとめて提出します。
全参加チームのトップになったチームを、毎年、海外研修旅行に招待しています。世界の金融都市で金融や経済のダイナミズムを直に感じることで、今後の人生やキャリア形成に活かし、また学んできたことを同世代や後輩にも発信してもらうことが目的です。
昨年度の最優秀チームである東京大学経済学部 首藤昭信ゼミの3年生と4年生で編成された「エキスパートナーズ」の皆さんは、世界の金融・経済の中心地であるニューヨークに行ってきました。

日経STOCKリーグの研修旅行では、ニューヨークが持つ歴史的、文化的な深みを感じさせてくれる観光名所を巡るだけではありません 。
昨年度の最優秀賞チームは、次のような場所を訪問して、多くの学びを得て帰ってきました。
- 日本経済新聞社のニューヨーク支局訪問
- 国連本部の見学
- Nomura Americas訪問
- ニューヨーク証券取引所(NYSE)視察
- Daikin U.S. Corporation訪問
- ラガーディア・コミュニティ大学の学生との交流







- ニューヨークでの研修を通じて、人生における新たな経験と学びをたくさん得ることができました。特に、NY証券取引所の静かな熱気、世界の名だたる企業のオフィスが入る高層ビル群に触れ、ニューヨークが世界金融・経済の中心であることを肌で感じました。
- 現地の大学生たちと一緒にニューヨークの物価や給与水準を調査してみて、日本の経済が国際的に遅れを取っていることへの危機感も抱きました。
- 街を歩いて、都市に根付く多様な文化施設の充実を実感しました。ニューヨークが単なる経済都市ではなく、文化と多様性が融合する場でもあると改めて認識しました。
- 多様な文化に触れ、グローバル企業の活動や長年海外勤務されている方々にお話を伺う中で、海外で成果を出すには現地のニーズへの対応が不可欠だと学びました。
- 国連本部を訪問して、国際社会で生じている多くの問題をより身近に感じると同時に、自分の意見を持つことの重要性も改めて感じました。
- 金融・経済だけでなく、文化・社会・政治など幅広い分野において、ニューヨークで学んだことを今後の成長の糧にしていきたいです。
第26回となる今年も、日経STOCKリーグの申し込みが始まりました。
今年はぜひ皆さんも参加してみませんか?
参加申込や詳細についてはこちらのサイトをご覧ください。

関連リンク
- man@bowまなぼう:野村ホールディングスと日本経済新聞社が運営する金融経済について楽しく学ぶためのサイト
- 金融経済教育:金融リテラシーの向上|NOMURA