Q. ドバイって、どんな国ですか?
支店長
ドバイは、アラブ首長国連邦(以下、UAE)を構成する7つの首長国のひとつです。
人口約350万人のうち90%近くを外国人が占めており、税制面での優遇措置やビザ取得条件の緩和などさまざまな理由によって世界中から移住者が増加しています。
近年、ドバイ政府はデジタル技術や暗号資産の活用にも積極的なことから、暗号資産関連企業の進出や暗号資産事業で資産を築いた超富裕層の移住も加速しています。いまでは中東で最も多くの超富裕層が居住する都市です。
Q. 野村は、ドバイでどんなビジネスを行っているのですか?
支店長
現在は、4つのビジネス(画像参照)を展開しています。各ビジネスのお客様の開拓を最優先しながら、ビジネス間で連携してサービス提供やお客様の相互紹介を行うことで、中東ビジネスの拡大を図っています。
支店をドバイに設立したことで、これら4つの幅広いサービスを、よりきめ細やかに中東のお客様に提供できるようになりました。ドバイに数ある金融機関の中でも、提供するサービスの質と幅の両方で大きな強みを持っていると自負しています。
野村が中東で展開している4つのビジネス
Q. なぜ、IWMの支店をドバイに設立したのですか?
IWMヘッド
IWMのサービスやワンバンクソリューションを中東のお客様に提供するために、ドバイ支店を設立しました。今ではシンガポールや香港、インド、南アジアのお客様にも中東での投資機会を提供しています。
ドバイで展開している4つのビジネスが連携し合うことで、野村がもつ日本における存在感やグローバルなフランチャイズを活かした投資機会を、より多くのお客様に提供していきたいと考えています。今後、ビジネス拡大に合わせてさらなる人員拡大を行い、数十億ドル単位での預かり資産拡大を目指しています。
Q. 今後の展望を教えてください
IWMヘッド
MEASAと呼ばれる中東、アフリカ、南アジア地域は、超富裕層やファミリーオフィスの富が集中し、世界の中でも最も成長する市場のひとつと予測されています。そのため、私たちのビジネスの伸びしろは非常に大きいと言えます。
これまでに積み上げてきた知見と成功モデルを取り入れることで、野村のIWMをアジアのプライベートバンクのトップ20以内まで成長させることを目指しています。
支店長
中東のお客様は、投資先としてこれまでにないほど日本に注目しており、野村への期待の高まりも強く実感しています。このような追い風を活かし、お客様の信頼を一つひとつ積み上げていき、中東における野村の存在感を高めていきたいです。